日経平均17,000円の壁は厚そう・・・ 日経平均は結構狭いレンジで予想してみたけど、ドンピシャでした。対してドル円が強い。
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今日の東京市場:雇用統計前で株、為替は一服感
引値 | 結果 | 予想レンジ | |
日経平均先物(大証) | 16,900 | ○ | 16,850~16,950 |
ドル円 | 103.60 | △ | 103.00~103.50 |
日本国債先物 | 152.00 | ○ | 151.90~152.10 |
ECBのテーパリング懸念、12月利上げ警戒感の高まり、原油の急伸と材料盛りだくさんで欧米金利が上昇。
東京市場にとってはドル高円安株高とリスクオン基調が継続しましたが、雇用統計の発表を明日の晩に控えて日経17,000円の壁を乗り越えるのは来週にとっておくつもりのようです。
円債市場は欧米金利の上昇を受けて弱含みはしたものの、思ったほどは動きませんでした。
JGBは小幅フラットニング、スワップは小幅スティープニングと方向感も定まりません。
明日以降の相場見通し:雇用統計を前にいったん株、為替を利食う動きが出やすい
明日の晩は恒例の雇用統計が発表されます。
雇用統計に向けてここまで一気に駆け上がってきた株、為替はいったん休憩となりそうですね。
足許、経済指標は強弱まちまちの内容ではあるものの、ISM製造業・非製造業共に強めの結果となり、8月の弱さは一時的だったとの認識が広まっています。
原油価格も堅調に推移しており、米国ではインフレ懸念も一部で聞かれるようになってきました。
金融引き締め方向にバイアスがかかりつつありますね。Fedメンバーもしきりに利上げを支持するコメントを発表しています。
原油価格が戻る中で、経済指標が改善する米国では利上げ=リスクオフという利上げ恐怖症も以前に比べると幾分和らいでいるようにも感じられ、雇用統計の結果が良ければいったん株が高値を目指す展開も見えてきそうな気がします。
ドル高進行でも米株がひるまずしっかりと推移したときは為替の円安も合わさって日経平均は17,000円どころか18,000円も視野に入ってくる可能性が高まってきました。
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