今日の予想は全敗・・・
今日の東京市場:大統領候補のテレビ討論が終了し、不安後退からリスクオンへ
引値 | 結果 | 予想レンジ | |
日経平均先物(大証) | 16,540 | × | 15,900~16,300 |
ドル円 | 100.96 | × | 99.90~100.50 |
日本国債先物 | 152.15 | × | 151.85~152.00 |
今日の東京市場はリスクオフムードが強かった海外時間とは打って変わってリスクオン。
クリントン、トランプ両氏のテレビ討論会にそこまで懸念が高まっていたのかと驚きました。
朝方はドル円の100円割れ、日経の16,000円割れを伺うような流れだったはずが、大統領候補が特に日本の為替政策を名指しして批判するようなこともなく、どちらかと言えばヒラリー・クリントンが善戦したととらえられたのか、前場終盤からドル円が上を向き始め、株もそれについていく流れに。
株については配当落ち日だったことから、配当を再投資するフローが入っていたのかもしれません。
ただ、討論会のタイミングでは米債が売られ、米株は上昇していたことから、単に円が売られたというだけではなく、リスクセンチメントの回復を思わせる動きでした。
円債は米債の下げにもあまりついていかず、40年入札がしっかり終わったことを好感して2年あたりを中心にブルスティープしました。
明日以降の相場見通し:クリントン優勢が思いのほかリスクオン材料に
今日の大統領候補によるテレビ討論会後のマーケットの反応はかなり意外でした。
何をそこまで懸念していたのか、というくらい討論会終了後、一気にマーケットの雰囲気が変わりました。
昨晩の円買いはドイツ銀行ネタに反応したのではなく、討論会に反応していたのかと・・・
正直もう少し海外時間の動きを見たい気もしますが、今の状況だけで考えると、まだまだ全容が見えてこないドイツ銀行のネタで動くよりも、大統領選の行く末の方がネタにしやすいようです。
ヨーロッパ時間でドイツ銀行がさらに売り込まれるということになると、また元のリスクオフ相場に戻るんだと思いますが、そうでないとするといったんはグローバルにセンチメントが回復していくフェーズなのかもしれません。
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