これから今週、来週はイベント盛りだくさんです。
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今日の東京市場:原油急落を受けて米金利上昇ドル高トレンドにブレーキ
本日の東京市場では朝から原油価格が急落し、米金利が低下。ドル高の流れに水を差す格好となり、ドル円も113円台から111円台へと大幅な下落を見せました。
今月30日のOPEC会合を控えてサウジアラビアが事前に開催される非OPEC加盟国との会合に参加しない意思を表明したことが原因のようです。
この流れを受けて東京市場は株安債券高とリスクオフの展開。
日経平均は為替の下げにつれて大幅に下落してのスタートとなりました。しかし、後場に入ると日銀のETF買いへの期待から徐々に下げ幅を縮小し、小幅の下げで引けました。
円債市場では先週末の40年入札が好調に終わり、月内は残り2回の超長期オペを残していることからブルフラットニング。2年債入札を控えて中短期ゾーンは長期、超長期ゾーンに対してアンダーパフォームしました。
明日以降の相場見通し:原油価格次第。不透明感が強く、いったんリスク資産は調整ムードが高まるか
大統領選以降、相場の流れをけん引してきた米金利は原油価格が右往左往するのに合わせて方向感を失い、他市場もどっちつかずの動きとなっています。
欧米時間に入ってややリスク資産の下げも元に戻りつつありますが、単なる相場の振幅の一部、といった格好です。
とりあえずは産油国、特にサウジやロシアの出方に振り回される流れとなりそうです。おそらく各国が有利な条件を引き出そうとギリギリまで結論を先延ばしにするでしょうし、徐々に不透明感がまし、ここまで堅調だった株価の重しとなりそうです。
ドル高株高の流れに対して金利は低下方向に動きやすい地合いでしょうし、とりあえずここまでの流れはひと段落したとみて、短期的にポジションを修正する時だと見ています。
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