市場はこれまでのトレンドをキープしていいものか躊躇しているところ。
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今日の東京市場:株、為替は小動き。円債が急落。
引値 | 結果 | 予想レンジ | |
日経平均先物(大証) | 17,650 | ○ | 17,550~17,750 |
ドル円 | 108.10 | ○ | 107.75~108.25 |
日本国債先物 | 150.83 | 〇 | 151.10~151.30 |
本日の東京市場では海外時間に米金利の上昇に一服感が出たため、円安トレンドがいったんストップ。これに伴って日経平均も上昇ペースを緩め、日中は大きな動きが出にくく、歩行感に欠ける展開となりました。
一方で債券市場は大幅下落。前場こそ、米金利の上昇がひと段落した兆しを見せたことから堅調な展開を見せましたが、後場に入り、5年入札の結果が軟調なものとなったことから相場が崩れ始めました。さらに引けにかけて下落ペースを拡大し、10年0%の節目で売り買いの攻防が見られましたが、ぎりぎり-0.005%で引け。
明日以降の相場見通し:引き続き海外金利が上昇方向に向かうのかに注目
昨晩は海外金利の上昇がいったんストップしたように見え、円債もそれに倣うかと思ったのですが、5年入札がきっかけで急落。イブニングに入ってからは米債、独債もいったん下げて始まりましたが、その後は下げ幅を縮小して推移しています。
金利上昇がこのまま続くのであれば、ドル高円安の傾向が出やすく、日本株にはポジティブなのですが、市場自身もどちらへ動くべきか迷っているといった感じで、明確に方向感が出ません。
また、円債市場では本日のイブニングで10年が+0.005%まで上昇しました。今晩、海外金利が上昇して引ければ、おそらく明日にも10年金利は場中にプラス圏をつけます。
となると、これまで海外金利のスティープニングについていかなかった超長期の金利も上昇し始め、円金利も本格的なスティープニングが始まるものと思われます。
とにかく今のところ金利上昇がドル円、日本株のドライバーとなっているのは確かなので、もうしばらく金利上昇が続いてくれた方が皆にとってフェイバーな状況かと思われます。
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