下期は順調な滑り出し。予想は3資産とも的中！

今日の東京市場：ドイツ銀行懸念後退でリスクオン。日銀短観弱めだが材料視されず。

ドイツ銀行不安が後退したことでリスクオン。朝方発表された日銀短観が弱めで、緩和期待が高まったのか、発表直後は円安株高となりましたが、その後失速しました。

とはいえ、株、為替は全体的に小動き。

円債市場では先週末引け後に発表となった10月のオペスケジュールを材料に、減額幅が市場が想定していたよりも小さかった超長期債が堅調に推移、一方で長期債は明日の10年入札を前に弱めとなり、10年までがスティープ、10年以降がフラットとカーブはいびつな動きをしました。

明日以降の相場見通し：方向感に欠けるが大きく抜けるとしたらリスクオン方向か

ここで度々、円高株安予想をしていますが、なかなか方向感を持って動いてくれません・・・

そうこうしているうちに先週発表のシカゴ投機筋のポジションでは円ロングが5か月ぶりの水準まで積み上がっているとのこと。

確かに日銀等のPKOが入る中で、地合いとしてはリスクオフという環境が続き、リスクオフサイドのエネルギーが結構たまっている可能性は高いです。

となると、市場が予期していない方向、つまりリスクオンサイドに振れたときにたまったエネルギーの逆回転が起こりやすくなっていると言えます。

逆にさらなるリスクオフ材料が出てきても、すでにマーケット全体としてそちら側に対する備えはほぼ終わっているため、大きな下げは見込めないと思われます。

つまり、市場はリスクオフを見ているものの、そちらに振れたとしてももう先は見えているといった状況で、想定はしていないものの、逆に動いたときは値幅を持って動きそう、ってことです。

こんな時はあまり動かず、じっとしている方がいいのかもしれません。

ただ、職業柄それができないので最小限のポジションで動きたいと思います。

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