下期スタート。
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先週末の海外市場:ドイツ銀行に対する不安後退でリスクオン
先週末の米国市場はドル安株高債券安の流れ。
ドイツ銀行が米司法省に支払う罰金が当初要求されていた140億ドルから54億ドルへ大幅減額される見通しとの報道が流れたことにより、ドイツ銀行株は大幅反発、グローバルにリスクオンムードを醸成しました。
また、原油価格は引き続き産油国が減産に合意したことが好感されて上昇が続いています。
足許のリスクオフムードの中で買われていたドルや円といった通貨が売り優勢の展開。ドル円は大きく水準を変えてはいませんが、やや円安方向に動いています。
今日の相場予想:ドイツ銀行に対する不安が後退してリスクオン
前日終値 | 方向 | 予想レンジ | |
日経平均先物(大証) | 16,390 | 上昇 | 16,400~16,700 |
ドル円 | 100.81 | 上昇 | 101.00~101.75 |
日本国債先物 | 152.34 | 下落 | 152.00~152.30 |
ドイツ銀行に対する懸念が和らぎリスクオンとなった先週の海外市場の流れを受けて東京市場も円安株高債券安の流れが継続しそうです。
円債市場では先週末の場中に長期債の買い入れ額が減額され、引け後に超長期債の買い入れ額が減額されました。それぞれ100億ずつということで、日銀としてもテーパリングと解釈されることをかなり恐れているようです。
となると今後も大幅に買い入れ額を減額するとは考えづらく、カーブをフラットニングさせすぎないようにするにはどうしても長期、超長期債が減額されやすくなるため、中短期債は売られにくくなりそうです。
明日は10年入札もあるので円債市場は全体的に弱め。株、ドル円はドイツ銀行への懸念後退で上を目指しそうです。
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