ドル円が強い・・・
今日の相場:ジャクソンホール通過でドル高円安進行、円債は黒田発言で上昇
本日の東京市場は円安株高債券高の流れ。
先週末のイエレン、フィッシャーの発言を受けてドル高円安が進行した流れが継続、東京時間においてはドルがほぼ横ばうなかで円が売られている印象でした。
日経平均は300円超上昇。ドル高円安に加え、GPIFの株価買い増し余地5兆円という報道により好受給が意識されたものと思われます。
円債市場は債先が小幅安、カーブはスティープニング。
ジャクソンホール以降の米債安の流れで金曜日の晩には先物が40銭超売られていましたが、黒田総裁がマイナス金利のさらなる深掘りについて言及したことなどを受けて下げ幅を縮小して推移しました。
また、本日は日銀の買い入れオペが入らないとの見通しが大半だった中に中期、超長期のオペが入ったことも好感されました。
ただ、オペの結果は10年~25年が弱めとなり、カーブがスティープニングしました。
今後の相場見通し:ジャクソンホール後のマーケットはやりすぎ
金曜日の海外市場では米国で9月利上げの可能性が高まったということでドル高が進行しました。
僕としてはこのマーケットの反応はやりすぎだと考えています。
金曜日にイエレンやフィッシャーから出てきた話には米国の利上げ時期を判断するうえで特に新たな示唆はありませんでした。
おそらくイエレンの発言が9月利上げを肯定するものだった、という認識がマーケットを動かしたんでしょうが、イエレンが9月利上げを示唆したわけではなく、フィッシャーが9月利上げの可能性について言及しただけです。しかもフィッシャーは自ら9月利上げについてコメントしたわけではなく、インタビュアーに質問されたからそう答えたのです。
結局はデータ次第、というのが現在のFedのスタンスなわけで、そういう意味では今週末の雇用統計の発表まで利上げを巡る議論は先送りされただけだと思うんですが・・・
一応、マーケットはそのように反応していないので、一定の警戒はしつつ、雇用統計の発表までは大幅な米金利上昇及びドル高の進行はないと考えています。
ただ、ドル円はGPIFのネタで日本株が強いことに引きずられて103円台くらいまではやってしまうのかもしれません。雇用統計前に日経平均の17,000円より上というのはあまりイメージが湧きませんが・・・
