昨晩の相場:経済指標はまちまちの内容。米当局者からタカ派的発言でリスクオフ。
昨晩の海外市場ではドル円が一時100円を割れて99円台半ばまで下落。その後NY連銀総裁が9月利上げの可能性に言及したことで100円台前半まで戻しました。
米国で発表された経済指標は消費者物価指数が予想通り、住宅着工件数、鉱工業生産が市場予想比強めとまちまちの内容。
NY連銀総裁に加えて、アトランタ連銀総裁からも年内利上げの可能性について発言があるなど、足許の利上げ観測後退ムードを巻き戻すリスクオフ相場となりました。
欧米共に株安債券安。
今日の相場見通し:ドル円次第だが米株安で日経は下方圧力がかかりやすい。
昨晩は全体的にリスクオフの展開となりました。
日本株も一段下げそうですが、日本は株、債券ともに日銀による買い支えがあるので、下値は堅そうです。下げたとしても16,000円割れとかはないんじゃないでしょうか。ドル円が100円を大きく割らない限りは・・・。
日経平均が上を目指すためにはドル円の回復が必須です。でも昨晩の米当局者のタカ派発言をもってしても、ドルの戻しはわずかでしかありません。
当局者がなんと言おうと、9月利上げについてマーケットは懐疑的なようです。やはり大統領選前の利上げは厳しいという政治的な要因が意識されているようです。
今晩はFOMC議事録の発表。なんとなく流れ的にFedは利上げ観測が立ち消えるのをなんとかして阻止したがっているようですし、タカ派的なものが出てきてもおかしくなさそうです。
それでもドル高傾向に戻らないのであれば、ドル安方向に攻める人が増えてきてもおかしくなさそうです。となるとドル円も100円のラインはキープできなくなるでしょう。
というわけで今晩の議事録は要注目です。